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本の名言とおすすめの本。

働き方や転職・就活、ビジネススキルやノウハウなどについて書きながら、「本の名言」や「おすすめの本」をご紹介します。

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【Quick & Dirty】残業しない仕事術。仕事の生産性を上げるクイックアンドダーティーのすすめ。

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以前このような本が出版されて話題になりました。 

本の内容に関しては賛否両論なので特段コメントは控えますが、以前の記事でもご紹介したように、ワークが上手くいっていないとプライベートも充実しづらいというのは、事実かと思います。

本では、早く帰って仕事以外の時間でスキルアップし、仕事の生産性を上げるという考え方が紹介されていましたが、今回はそのような「マインドセット」の話をするのではなく、早く帰るための具体的な手法を一つご紹介します。

「Quick and Dirty」って何?

www.consulting-skill.com

「Quick and Dirty(クイック・アンド・ダーティー)」とは、直訳すると「早く、汚く」です。仕事に当てはめて考えてみると、「多少汚い資料でも良いので、なるべく早く出せ」という考え方です。

もちろんその「Dirty」は、こちらの記事にもあるように「与えられた時間の中で、限界まで100%に近づけたもの」であるべきですが、個人的には最初のうちは「とにかく早く」仕上げることを目指すのもありかと思っています。

自分の仕事の生産性を上げる方法(部下編)

もしあなたが誰かの「部下」であるならば、仕事の生産性を上げる方法の一つとして、この「Quick and Dirty」をお勧めします。冒頭にご紹介したサイトに分かり易い例がありましたので、更に短くしてご紹介したいと思います。

【依頼内容・状況】
あなたは13時に上司から資料作成の依頼を受けました。
期限は明日の朝9時までです。上司は、その後、明日の午前中をかけて資料を最終化して、明日の正午にクライアントへ資料を送付しようと考えています。
更に上司は、本日20時からクライアントとの会食があり、以降はあなたと連絡をすることができません。

このときに、あなたならどのように作業を進めるでしょうか?

【進め方①】
一つは、徹夜をしてでも、明日の朝の9時までに資料を完璧に仕上げて、それを上司に提出することです。


進め方①のメリットは、余計なレビューがないため、上司に無用な時間を使わせる必要がないことです。
進め方①のデメリットは、明日の朝9時の段階であなたの作成した資料が上司のイメージと異なっていた場合に、膨大な資料修正の時間がかかります。場合によっては、明日の正午までにクライアントへの資料送付が間に合いません。

【進め方②】
もう一つは、内容は完璧でなくて良いので、資料を一通り作成し、本日の17時頃に、上司に時間をとってもらい資料のレビューをしてもらいます。そこで、資料作成のイメージに大きくずれがないことを上司と確認し、修正が必要な場合には修正をして、明日の朝9時に資料を提出します。


進め方②のメリットは、上司の求めている内容について、一度確認ができているため、明日の朝9時にあなたが提出した資料と上司のイメージに大きく乖離がないことです。そのため、その後の修正に大きな作業工数がかからず明日の正午までにクライアントに提出ができました。
進め方②のデメリットは、途中でレビューしてもらっているため、上司の時間をより多く取ってしまうことです。

進め方①と進め方②の場合には、どちらの進め方がクライアント/プロジェクトにとって、良いでしょうか?

この例を見ると、恐らく多くの人が②の方が良いと思うかと思うのですが、この進め方が「Quick & Dirty」の考え方です。

平たく言えば、「完璧でなくて良いので、早い段階で上司に見せろ」ということかと思います。もちろん、じっくり考えろという指示が出ていたらまた別ですが、基本的にこの考え方は多くの仕事のやり方に応用できるかと思っています。

ちなみにこのような「早い段階で見せる」方法というのは、有名なライフネット生命社長の岩瀬さんなんかもご紹介しています。

仕事ができる人とできない人の「締め切り」への考え方の違い

例えば、上司から本日の16時に資料を見せて欲しいと依頼されたとします。

ここで、「16時に間に合えば良い」という考え方を持ってしまう人は、あまり仕事ができない場合が多いでしょう。

一方、仕事ができる人達は、締め切りまで資料を提出しないのではなく、早い段階で作成途中の資料を上司に見せてすり合わせをし、16時より前の時間に余裕を持って提出します。

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このように仕事のできる人々は、16時より前に一つのタスクを完了させているので、当然16時より前に別のタスクに取り掛かることができます。

そしてこの好循環のサイクルによって、仕事ができる人と仕事ができない人の間には、とてつもない差がついていくことになります。

部下の仕事の生産性を上げる方法(上司編)

仕事の生産性に関してですが、今度は「上司編」について考えてみたいと思います。

よく、「マネジメントスタイルの違い」という曖昧な表現が日本では好まれますが、基本的に、世界的に見れば日本の人材育成術(タレントマネジメント)は、欧米よりも遥かに遅れており、非効率的であると言われていますので、別に今までの日本の文化を踏襲する必要性は全くないように思われます。

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例えば、日本企業に勤める上司は、部下が提出してきた書類が自分のイメージと違った場合、基本的には部下に全て修正させるスタイルをとる人が一般的です。ただそれは、個人的な意見ですが、本当に時間の無駄なので即刻やめた方が良いでしょう。

定時に帰る上司達の多くはどのように部下をマネジメントしているかというと、基本的にその場で部下のミスは自分でさらっと修正してしまったりします。

その後、「上司がどのような点を修正したのか?」を部下自身に確認させてあるべき像を学ばせ、次回からもっとクオリティの高い資料を提出してね、というスタンスで仕事を進めていきます。

ちなみにこのやり方だと、「部下のスキルが伸びないじゃないか!」という反論も出てきたりしますが、果たして本当に伸びないのでしょうか?

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基本的に、多くの人は今まで仕えた上司の真似をしてマネジメントを行おうとする傾向があります。

ただそれは、自分が今までそのように育てられてきたから同じようにしてしまうだけであって、本当にそれがベストなマネジメント手法なのか?を考えた方が良いかと思います。

様々な上司に仕える事で、初めてマネジメントの比較ができるようになるので、今まであまり多くの上司に仕えたことが無い人にとっては難しいことかもしれませんが、何がベストなのか?を追求していく作業は決して無駄ではないでしょう。

多くの頭の固いおじさんが善しとするマネジメント術(時代は変わっているのにも関わらず、前のやり方がベストだと思い込む術)に傾倒するのではなく、文化の違いを踏まえつつも、海外や先進事例に目を向けた方が良いかとは思います。

以上、色々と偉そうにつらつら書いてきましたが、異国に見習うべき文化は見習って進化し続けないと、いつまで経っても日本人は欧米人から「日本人って残業好きだよね~」と馬鹿にされ続けることになりそうな気がしています。

それでは今日はこの辺で。

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