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クラウドファンディングの4つの種類と株式型クラウドファンディングの今後。

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本日気になるニュースがありましたので、それに纏わる話をしたいと思います。

prtimes.jp

皆さんは朝日新聞社がクラウドファンディングをやっているのはご存知でしたでしょうか? ちなみにクラウドファンディングとは「群衆(Crowd)と 資金調達(Funding)という言葉を組み合わせた造語で、インターネットを通じて不特定多数の人から資金を集める仕組みReadyforより)」のことです。
以前朝日新聞がクラウドファンディングに参入するというニュースを聞いた時に、驚いたと同時にこれはスケールしそうだなと感じたのを覚えています。

朝日新聞社のクラウドファンディング事業は上手くいきそう

朝日新聞社さんのビジネスがスケールすると思っている理由は、圧倒的知名度メディアの発信力があるためです。
日本の多くの方は、クラウドファンディング事業者の「Readyfor」も「Campfire」も「Makuake」も知りませんし、そもそも「クラウドファンディング」という単語を知りません。また、最近では投資型のクラウドファンディングもでてきていますが、ご存知の方は少数でしょう。
 
 
ですが、多くの方は「朝日新聞社」のことは知っていますしので、朝日新聞の媒体を使えば幅広い年代の方(特に高齢者層)に信頼性を持って情報を発信することができます。つまり、資金調達側が使いたいサイトになりやすいということです。 
現在日本ではクラウドファンディング事業への参入障壁が高くないため、数多くのクラウドファンディングサイトが生まれては消えていっていますが、成功しているサイトの最終ゴールとして、今後新聞社への売却が出てきそうな予感がしています。
ちなみにこのクラウドファンディングもそうですが、最近は業界の垣根が大分なくなってきています。金融に関していえば以前から決済分野が特にそうで、日本の大企業なら楽天やイオンやセブン、スタートアップならMetapsやOrigamiなど、今後ますます他業種からの参入で競争が激しくなりそうです。 

日本のクラウドファンディングの問題点は手数料の高さ

世界で有名なクラウドファンディングサイトの「Kickstarter」や「Indiegogo」の手数料が5~7%であるのに対して、日本は大体20%程度の手数料をとっていますので、かなり高い印象です。
クラウドファンディング事業者からすると高い手数料をとらないと収益が上がらないという問題があるので仕方がないのかもしれませんが、もう少し利用者に寄り添う形にした方が良いように個人的には思います。 

クラウドファンディングの種類

ちなみにこの「クラウドファンディング」にも種類がありますので簡単に説明します。

1. 購入型:投資側は対価として商品やサービスを受け取る

これが日本では主流ですが、例えばこちらの例では「日本酒が飲めるお店」を作りたい人がクラウドファンディングを使って資金を調達し、資金の出し手側は資金を出した対価として「日本酒」をもらっています。

2. 寄付型:投資側は完全に寄付する

こちらは名前の通り、資金の出し手側は見返りを求めずに寄付するパターンです。

3. 融資型:投資側は対価として分配金などを受け取る

これは「ソーシャルレンディング」と呼ばれることもありますが、資金の借り手側はお金を返さないといけません。借り手側の会社が潰れない限りお金は返ってきますので、資金の出し手側は「出したお金+α」をもらえます。

4. 株式型:投資側は対価として株式を受け取る

これは簡単に言うと、資金の出し手側は非公開会社(未上場会社)に資金を出す代わりに、その会社の株式をもらえるというパターンです。

株式型のクラウドファンディングは流行らない

この最後の「株式型」のクラウドファンディングは、日本では今年解禁されたのですが、個人的にはあまり流行らないと思っています。理由は以下の3点です。 
1. 世界も日本も主流は「融資型」 

世界的にも日本でも市場規模が一番大きいのが融資型です。この理由は、扱う金額がそもそも大きくなることと、事業者も資金の出し手側も儲かるからだと思います。

2. 資金の出し手が増えない
未上場会社に関しては、通常あまり情報が手に入りません。その会社について多くの情報がないまま、大事なお金を投資したいでしょうか?ただでさえ投資する習慣が根付いてない日本で、未上場会社に投資する人が今後急増するとは考えづらいです。
3. 資金の借り手も増えない

ベンチャーキャピタル以外の一般個人から資金調達ができるようになる訳ですが、そもそも全く知らない人に株式を渡したいでしょうか?これも少し疑問です。

(ご参考)

www.yano.co.jp

以上の理由から「株式型」クラウドファンディングは流行らず、今後の主流は日本でも「融資型」になっていくと思われます。ご関心のある方は一度使ってみると良くわかるかもしれません。

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