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本の名言とおすすめの本。

働き方や転職・就活、ビジネススキルやノウハウなどについて書きながら、「本の名言」や「おすすめの本」をご紹介します。

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ロコンドが「靴のECサイト」から「総合ファッションインターネットカンパニー」へ転換している件。

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こんにちは、Choraです。

どうやらロコンド社がついに単月黒字を達成したそうですね。

netshop.impress.co.jp

米国・ザッポス社というお手本がいるものの、個人的には正直難しそうだなと思っていたので純粋に凄いと思います。粘り勝ちというか何というか。

ロコンド(LOCONDO.jp)とは 

www.locondo.jp

私も久しく見ていなかったので、まずそもそも「靴と“ファッション”の通販サイト」というように、取り扱っている商材が拡大していたことに驚きました。というのも、ロコンドは当初「靴」を専門に扱う通販サイトだったからです。

2011年2月、ロコンドは「日本最大級の靴のショッピングサイト」として立ち上がりました。「送料無料・交換無料・返品無料の“試着できる”通販サイト」というコンセプトを掲げており、また、顧客の靴選びを年中無休で朝から晩まで電話・メールでサポートするなど、徹底した顧客サービスを貫くという宣言で世間を沸かせました。

しかしその一方で、彼らが提唱した「買ってから選ぶ」という新しい購入スタイルは、返品リスクを大きく抱えるものであり、存続はなかなか厳しいと読んでるひとも少なくなかったように思います。事実、ずっと5億円以上の最終赤字を垂れ流していました。

単月黒字化を達成した主な要因

盛大に立ち上げて大ゴケしたロコンドは如何にして盛り返したのでしょうか。冒頭の記事によれば、ロコンドが単月黒字化を達成した主な要因は次の5点だそうです。

 

  • UI/UX、梱包、問い合わせ対応に至る全プロセスを「お客さま目線」で改善。リピート率が80%を突破
  • 靴以外の商品(バッグ、洋服、アクセサリー、スポーツ)の売り上げが増加し、年間購入額が20%増加
  • ファッション誌STORYとのコラボ企画を通じ、プライベートブランド「Plus BY Coco Cicci」の売上高が増加
  • 全部門でBPR(Business Process Reengineering、ビジネス・プロセスを見直し抜本的に設計しなおすこと)プロジェクトを実施し、社内生産性が20~30%改善
  • 外部広告費用を徹底的に効率化し、その削減効果を消費者に対してクーポンやポイント、割引として還元

 

2012年の別の記事にて、田中代表が立ち上げ失敗の反省とそれを踏まえてどうするかを語っていましたが、そこからの地道な努力が実ったのであろうことは想像に難くありません。

事業内容的にも、現在ではEC事業のロコンドの他、プラットフォーム事業やメディア事業にも進出しロコンドを軸に手広くサービスを拡大しているようです。

 

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コーポレートサイトから引用)

 

結果、2015年2月期に約75億円だった売上高(出荷高ベース)は、今期(2016年2月期)100億円を突破する見通しで、来期(2017年2月期)には通期での黒字転換を見込んでいるとのことです。超頑張ってる。

ところで、ザッポスって知ってますか?

そろそろいつもの「応援してます」的な流れで締めようと思ったのですが、最後にロコンドの元ネタである米国ザッポスについても少し触れておきます。

ザッポスは、2009年11月に当時史上最大の買収額でamazonに買われたことでも話題になった、自称「靴を売ることになった顧客サービス企業」です。とにかく徹底したサービスで多くのファンを獲得し、急成長した靴の通販サイトです。まさにロコンド。

サービスについて例をあげると、

・24時間年中無休のコールセンター
・送料・返送料は無料。365日以内の返品はOK
・迅速(最速8時間)で間違いのない配送
これらに加え、
・顧客サービスは全社員の仕事として取り組む
・マニュアルのない顧客サービス
・顧客の電話に何時間もつきあうこともある(最長記録は現在7時間半)
・自社に在庫がなければ3社以上の他サイトをチェックし、あれば顧客に教える。
(引用元:アマゾンも高く買ったザッポスの“伝説的”顧客サービスはどこがすごいのか?|ザッポス最強伝説~アマゾンを震撼させたサービスはいかに生まれたか|ダイヤモンド・オンライン

などがありますが、驚くべきはこれらがあくまで基本であることです。その他にも、例えば「子どもが授業の一環でザッポスへ手紙を送ったら、経営陣全員のサインが入ったカルチャーブックが送られてきた」など、少しネットで調べるだけでも彼らの伝説的なエピソードには事欠きません。

このようなサービスが生まれる企業カルチャーこそが彼らのウリといえるでしょう。きっとロコンドもザッポスのような企業文化の醸成を目指しているのだと思います。

もっと深くザッポスについて知りたい方は、CEOによる書籍も出ているので是非読んでみてください。

私Choraは、ロコンドの今後のご活躍を心よりお祈りしています。ではでは。

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